ブレーメンの交通事情(トラムとバス)

今日もこんにちは、ななです。
宿題が終わったので今日もまた少し書いてみようと思います。


今日のお題はトラムとバスにしようかと思います。
写真は、うちの最寄りのHaltestelle(ハルテシュテレ:トラムとバス用の停留所)から空港方面に去っていくトラムさんです。いつもお世話になっています。
トラムは前の記事でちょっと触れましたが、都市の中を走っている路面電車です。
通勤の時間当たりでは5~10分に1本来る感じです。電光掲示板に、あと何分でどこ行きのが来るかって表示されてるんですが、たまに1本飛ばされたりします。待ってるやつが電光掲示板から消えると、ああ ってなります。


トラムは、停留所が200メートルおきくらいにあって、進むのはあんまり速くないですが、乗客は自転車に乗れない人(ベビーカー押してたり車いす乗ってたり、おじいさんおばあさんとか)が比較的多い感じです。小っちゃい子とお母さんとかが乗ってたりするのでそれだけで癒されます。
優先座席はないですが、皆さんゆずりましょうという感じ。しかし譲る必要性が生まれるほど混むことがそんなにないのです。


全く関係ない話ですが、ブレーメンは大阪に比べてちっさい子との遭遇率が異常に高いです。そしてベビーカーがガチです。またそのはなしも今度したいです。


私は日本であんまり路面電車に乗ったことがないので比較ができないのですが、
近距離(2~3停車程度)なら価格が1.5€と(たぶん今1ユーロ100円ちょっとくらい)お買得になっています。それ以上になると2.5€になります。たしか。
ブレーメン自体もそんなに大きな街じゃないので、街中でトラムさんが大活躍しています。


トラムには(電車にも)改札はありません。たまにチケットコントロールの人が回ってくるらしいのですが、私はまだ遭遇したことがありません。理論的には簡単に無賃乗車できてしまいますが、やめときましょう。ちなみに捕まった際の罰金は都市によってちがうみたいです。



それから、驚いたのは、トラムの中に悠然と犬が乗ってくることです。かれらはすごくおとなしくてワンワンとか言いません。賢いです。


普通の車線に線路があって、車と人と共存してる感じがすごくいいなとおもいます。
ただ、道の真ん中に中洲みたいに停留所があると結構危ないよね…


そしてその普通の道を走るのが、バスです。
バスには今日初めて乗ったのですが、トラムのスピードに慣れてるせいか、すごく速く感じました。トラムで15分程度かかる、中央駅から学校までの道のりが、バスだと5分もかからずにいけました。停留所も少ないし、比較的遠いところに早くいきたい人たちがバスを利用するようです。


トラムもバスも、日本ほど親切な案内はなく、「次の駅はどこどこです」しか放送しません。たとえば、ドアから手を離して待て、とか、揺れると危ないから止まるまで立ち上がるな、とか、降りるときはストップボタンを押すんだよ、などといった案内はまるでなく、この前もあった「暗黙の了解」がここでも通用しているようです。
私はトラムに最初に乗ったときはSTOPボタンが非常停止ボタンかと思って、目的地でおりそびれました。今はもう慣れましたけど。


最後になんか不思議に思ったことを。
私が使ってるトラムは、町の南から北の端っこらへんまで、中央を突っ切る感じで走ってるやつなんですが、中央駅での人の入れ替わりを鑑みても、ほとんど通勤ラッシュがないみたいなんですよね。たいていの人が席に座れている感じ。
それが交通網の発達のせいなのかフレキシブルな労働スタイルのせいなのかがいまだにわからないのですが。後者だったらいいですね。


書くほどに書きたいことが増えてきました。
次回は電車について書こうかなと思います。いや、ベビーカーにしようか…
ということで今日はここまで。読んでくださってありがとうございました〜!